老け見えの原因は背中にあり!【肩甲骨を寄せて下げるだけ】たった1分で背中から若返る壁エクサ

 老け見えの原因は背中にあり!【肩甲骨を寄せて下げるだけ】たった1分で背中から若返る壁エクサ
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須藤玲子
須藤玲子
2025-06-07

最近、背中に丸みが出てきた…、老けて見えるのは姿勢のせい?そんな風に感じている方はいませんか?もしかしたら、それは、巻き肩や猫背が原因かもしれません。姿勢は後ろ姿だけでなく、実は、顔まわりや表情にまで影響を及ぼす可能性があり、結果、老け見えにつながることも…。そこで今回は、背中から若返るエクササイズをご紹介します。

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老けて見える原因は巻き肩と猫背

巻き肩とは、肩が前に入り込み、すくんで詰まったような状態のことを言います。そして、猫背は、背骨の自然なS字カーブが崩れ、背中全体が丸くなった姿勢のことです。

菱形筋と僧帽筋
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この姿勢が続くと、菱形筋僧帽筋の中部・下部など、肩甲骨周辺の筋肉が使われにくく、筋肉が凝り固まってしまうことも。そして、そのまま筋肉が硬くなると、

● 肩甲骨の動きが悪くなる
● 背中や脇、二の腕に脂肪がつき始める
● 胸の筋肉が縮まり、呼吸が浅くなる

など、負のループに陥ります。

肩と肩甲骨は若返りの鍵

年齢を重ねても若々しい人に共通するのは、姿勢の美しさです。肩が下がり、胸が自然に開いていること。さらに、肩甲骨が中央に寄り、背中のラインがスッキリ整っていると若々しく見えます。

つまり、若返りの鍵を握っているのは肩と肩甲骨なのです。肩と肩甲骨の位置を整うと、たるみがちな背中や二の腕、姿勢の崩れもリセットでき、若々しい後ろ姿と表情を手に入れることができます。

肩甲骨を寄せて下げるだけ!たった1分で背中から若返る壁エクササイズ

今回ご紹介するエクササイズは、肩甲骨を寄せて下げるだけ。姿勢を整えて若さを取り戻す簡単なエクササイズです。猫背や巻き肩が改善されると背中がスッキリ、姿勢が美しくなります。呼吸が深まり、顔色や表情もキラキラと輝き始めますよ!

<やり方>

1)後頭部と背中を壁につけ、かかとを壁から5㎝程度離し、足を腰幅程度に開いて立つ

壁に背中をつけて立ち、両手を逃してYの字を作った体勢
Photo by Reiko Sudo

2)息を吸いながら腕を壁に沿わせて斜め上に伸ばし、Yの形を作る

壁に背中をつけて立ち、肩を下し肩甲骨を寄せてWの形を作った体勢
Photo by Reiko Sudo

3)手の甲、肘、肩を壁につけたまま息を吐き、肘を曲げて、Wの形を作る。肘を曲げる際、力まずに肩をしっかり下ろすことと、胸を開いて肩甲骨を背骨に寄せることを意識しましょう

4)深呼吸を繰り返しながら、Y〜Wの動きを5回~10回ほど繰り返す。肩甲骨を寄せる動きでは、菱形筋、僧帽筋の中部を意識しましょう

このエクササイズを行う際は、反り腰にならないように注意し、背筋を伸ばすのがポイントです。なるべく手の甲や腕を壁につけたまま、できる範囲で大きく腕を動かしましょう。

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菱形筋と僧帽筋
壁に背中をつけて立ち、両手を逃してYの字を作った体勢
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